西口建工は土木・建築事業を中心に、地域に根ざした街づくりに努める会社です。
今回は、工事全体を指揮する「現場監督」の仕事内容や日常業務についてご紹介します。
現場監督の仕事
現在は「河川修繕工事」を担当。川が氾濫しないように、河川敷に繁茂する樹木の伐採・整備をしています。このような工事は、大雨による川の水位上昇を抑えるとともに、河川への不法投棄などを防ぐ効果もあります。
工事中は重機を使った作業による騒音や粉塵、トラックの出入りなどがあります。そのため、近隣にお住まいの方々への配慮は欠かせません。
監督の仕事は、工事がスムーズに進捗できるよう準備することから始まります。定められた期日までに工事を完了させるため、全体の予定を一目で把握できる工程管理表を作成します。
そのほか、品質管理や原価管理、作業員の安全管理なども監督の大事な仕事です。
工事は監督を含めて5~6名のチームで行います。着工後は作業員たちへの指示と、全体の工程管理が中心となります。もちろん現場は安全第一!
特に最近は新型コロナウイルス感染拡大防止対策にも力を入れています。このように作業員が安心して仕事ができるよう、しっかりとした体制を整えています。
ある1日のスケジュール
ー7:30 出社
工事現場を巡視確認してから現場事務所へ
朝礼
・当日の作業内容の打ち合わせ
・注意事項の確認
ー7:45 書類作成・現場巡回
設計図書や施工計画など書類の作成
現場の巡回・点検・作業員への指示
ー12:00 休憩
ー13:00 工事状況確認
作業進捗状況の確認
翌日作業の打ち合わせ
安全書・工事履行報告書などの作成
現場養生巡視確認
ー17:30 業務終了
インタビュー
―この仕事のやりがいは?
道路工事や堤防修繕など、担当した案件が思い描いたとおりに完了し、その完成写真が出来上がった時の達成感はひとしおです。お客様から「ありがとう」と言っていただいた時には、本当に頑張って良かったと思います。
―今後の目標は?
土木工事は街の生活に欠かせないライフラインを守る大切な仕事です。それを担っていく若い世代たちへ、自分が長年培ってきた知識と経験を継承していきたい。若手の現場監督を育てていくことが、これからの目標です。